EFL メモ(EFL memo)

EFL のメモ用、Tizen もあるよ。(Memo for EFL, Sometimes Tizen )

Tizen 2.0 Alpha の焼き方と初期設定

はじめに

Tizen Dev Phone のイメージをよく壊します。ぶっちゃけ、今日もまた壊しちゃいました。それにも関わらず Tizen の修復方法についてよく忘れちゃうんで、自分のために Tizen の修復方法について書きます。

そんなわけで、ここでは Tizen Dev Phone への Tizen 2.0 Alpha の焼き込み方法と焼き込み後の環境設定について記述します。

焼き込みと初期設定について必要最低限にしか書かないので、もしさらに詳しい情報や最新の情報が欲しい場合は tizen documantation を見るようにしてください。

lthor のインストール

Tizen レポジトリの追加

ホスト PC の /etc/apt-sources.list へ下の一行を追加してください。
もし、Ubuntu 12.10 を使ってない場合はディストリビューション名を書き直してください。

deb http://download.tizen.org/tools/latest-release/Ubuntu_12.10/ /

パッケージ情報を更新します。

sudo apt-get update

lthor のインストール

lthor をインストールします。 lthor は Tizen Dev Phone のための焼き込みツールです。
以下のコマンドを実行してください。

sudo apt-get install lthor

Tizen 2.0 Alpha イメージのダウンロードと焼き込み

Tizen Dev Phone のボリュームダウンボタンと電源ボタンを押してください。そうすると Tizen がダウンロードモードで起動します。
Tizen Dev Phone とホスト PC を USB ケーブルでつないでください。

下記のコマンドを実行します。
(TRATS-2.0A-tizen-2.0_20121203.3.tar.gz は現在のところ最新の Tizen Dev Phone 向けのイメージです。もし違うバージョンのイメージを使いたい場合は、 Tizen イメージの URL を変更してください。)

[host]% wget http://download.tizen.org/snapshots/2.0alpha/common/tizen-2.0_20121203.3/images/TRATS-2.0A/TRATS-2.0A-tizen-2.0_20121203.3.tar.gz
[host]% sudo lthor TRATS-2.0A-tizen-2.0_20121203.3.tar.gz

lthor コマンドが成功すると Tizen Dev Phone は自動的に再起動します。

Tizen の設定

OpenGL の有効化

OpenGLWebGL を使いたいならユーザランドの Mali ドライバーを仮想ドライバーから Mali DDK のものへ置き換えが必要です。

下記の URL から Mali DDK をダウンロードします。
https://source.tizen.org/documentation/developer-guide/creating-images#install-mali-ddk

hw_accel.tar.gz を展開し、Mali DDK のパッケージを Tizen Dev Phone へ送ります。

mkdir -p /tmp/hw_accel
[host]% tar xvzf hw_accel.tar.gz -C /tmp/hw_accel/
[host]% ~/tizen_sdk/SDK/sdb/sdb -d push /tmp/hw_accel /root/

ユーザランドのドライバーを仮想ドライバーから Mali DDK へ置き換えます。
最後に sync して Tizen Dev Phone を再起動してください。

[host]% ~/tizen_sdk/SDK/sdb/sdb shell
[DevPhone]% cd /root/
[DevPhone]% rpm -e --nodeps opengl-es-virtual-drv
[DevPhone]% rpm -Uvh --force *.rpm
[DevPhone]% sync
[DevPhone]% reboot -f

Anthy(日本語入力エンジン)の有効化

anthy のパッケージと(anthy と ise-engine-anthy) と vlgothic-fonts(VLGothic は日本語グリフを含んだ TrueType フォントです。)パッケージを以下のリンクから取得してください。
https://www.dropbox.com/sh/jwcusgcy9ay9m0x/104sYj37lE
https://www.dropbox.com/sh/ruj4owq06mxv484/V2ZeFsacWk/NOARCH

anthy パッケージと vlgothic-fonts パッケージを sdb コマンドを用いてインストールします。

[host]% ~/tizen_sdk/SDK/sdb/sdb push vlgothic-fonts-20121230-1.noarch.rpm /root/
[host]% ~/tizen_sdk/SDK/sdb/sdb shell rpm -i /root/vlgothic-fonts-20121230-1.noarch.rpm
[host]% ~/tizen_sdk/SDK/sdb/sdb push anthy-9100h-1.armv7l.rpm /root/
[host]% ~/tizen_sdk/SDK/sdb/sdb shell rpm -i /root/anthy-9100h-1.armv7l.rpm
[host]% ~/tizen_sdk/SDK/sdb/sdb push ise-engine-anthy-1.2.7-1.armv7l.rpm /root/
[host]% ~/tizen_sdk/SDK/sdb/sdb shell rpm -i /root/ise-engine-anthy-1.2.7-1.armv7l.rpm

現状での Tizen での anthy の使い方は Tizen 2.0 Alpha の日本語入力環境の RPM パッケージ - EFL メモ(EFL memo) を参考にしてください。

さいごに

もし Tizen Dev Phone を壊しちゃった時に参考にしていただけたら幸いです。